[豆知識]グレーン・ウィスキーについて

今回はグレーン・ウィスキーについて。

グレーンとは「穀物の粒」を意味しています。

トウモロコシや小麦、ライ麦などを原料に造られたウィスキーの総称が「グレーン・ウィスキー」です。

グレーン・ウイスキーとは
原料	トウモロコシや小麦、ライ麦など（麦芽大麦以外の穀物）
蒸留器	連続式
風味	風味が軽くて穏やか
ラベル表記	グレーン
代表的な銘柄	知多 イチローズモルト＆グレーン

前回のモルトウィスキーと異なり、こちらは「連続式蒸留器」で蒸留するため、味わいが軽く穏やかです。
別名「サイレントスピリッツ」とも呼ばれ、グレーンのみで造られたウィスキーは世界でもわずかしかありませんが、大麦の生産国ではない日本では、グレーンのみで造るウィスキーを多々みかけます。

原価の安い穀物原料で造ることや大量生産も可能なため、大半はブレンド用として使用されるグレーンがほとんどです。

次回は「ブレンデッド・ウィスキー」についてになります