[豆知識]モルトウイスキーについて(三部類の一つ)
ウイスキーには、原料や製法によっていくつかの分類があります。
大麦麦芽のみを原料として単式蒸溜器で蒸溜したものを「モルトウイスキー」と呼び、
とうもろこしなどをメインとし、大麦麦芽を混ぜて連続式蒸留機で蒸溜したものを「グレーンウイスキー」と呼びます。
「モルトウイスキー」には更に細かな分類があり、この分類を知ると、より深くウイスキーを楽しむことができます。
本日は「モルトウィスキー」についてご紹介します。
モルトウイスキーとは | |
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原料 | 麦芽のみ |
蒸留器 | 単式(本格焼酎と同じ) |
風味 | モルトの風味が豊かに感じられる味わい |
ラベル表記 | モルト |
代表的な銘柄 | グレンフィディック サントリー山崎 マッカラン ニッカ余市 グレンリヴェット ボウモア |
モルトウイスキーのなかでも「1カ所の蒸留所」だけで造られてボトルに詰められたものは
「シングルモルト」と呼ばれ、蒸留所の個性が明確に表現されています。
似た言葉に「シングルバレル」や「シングルカスク」がありますが、
こちらは「1つの樽」の意味です。
つまり、ラベルに「シングルモルト」「シングルカスク」と書かれていたら、
「1軒の蒸留所」が造ったなかの、たった「1つの樽」のウイスキーから瓶詰めした300本ほどの特別なボトルになります。
今回はモルトウィスキーに関してでした。
次回はグレーンウィスキーに関して書いていきます